926円のありがたみ

今回の 日本政策金融公庫の新型コロナウィルス感染症特別貸付を申し込む事にしました。

お金はあってあり過ぎる事はないと言う事で。

その決断に至った経緯は、こちらをご覧ください。

起業のセミナーや交流会に参加すると、同じ志を持った方にたくさん会う事ができます。そこでできた人脈は重要だろうか?と考えてみました。

さっそく先日、申し込み書類を郵送しました。

法人登記の履歴事項全部証明書をもらいに法務局へ

申込に関わる必要書類の中に、登記簿の履歴事項全部証明書と言うものがありました。

会社の法人登記が間違いなくされている事を、確認するための書類です。

この書類ですが、法務局に行かないともらえないんです。

法人登記すると写真のようなカードがもらえて、それがないと、そう言った法人登記に関する書類がもらえません。

そして、これをもらうのには、1枚につき印紙代600円がかかります。

面倒だなと思いながら、法務局に行ってきました。

そして、近いうちに、新しいビジネスで借入の相談もする予定だし、おそらく3ヶ月以内に必要になるだろうから、ついでにと思って2枚取りました。
(この書類、だいたい3か月以内のものを求められます。)

必要書類にまさかの記載

無事に履歴全部事項証明を取った私は、あらかじめ用意してあった他の必要書類と一緒に、便せんに封入しようとしました。

封入する前に、必要書類がちゃんと全部揃っているかを確認するために、必要書類一覧を良く見てみると、こう書いてありました。

法人の履歴事項全部証明書または登記簿謄本
(はじめてご利用いただく方)

(はじめてご利用いただく方)

いらなかった・・・

私、起業の時に公庫の創業融資を受けていますので、不要だったのです。

そして、信金さんにも起業の時に融資を受けているので、多分同じ事でしょう。
つまり、不要な書類を2枚も取ってしまったのです。

1200円かけて。

卸売業の儲からない利益率

1200円もったいないなぁーと思いつつ、自分の不注意さにがっかりしながら気が付きました。

1200円で大騒ぎしなくなった自分に。

1200円と言えば、中学1年生のお小遣いくらいでしょうか。

起業当初は、1000円を超える想定外の出費や損失は、すごくがっかりしていました。

本当にお金なかったですから。

私の会社の利益のお話しをさせていただきます。

私の会社では、飲食店や食品工場、ホテル向けに、資材の販売をしています。

利益率は、ざっくりこんな感じです。

メーカーや商社から得意先へ直送の場合・・・利益率15%程度

大口得意先への納品の場合・・・利益率15~25%程度

その他の場合・・・利益率22~40%程度

全部が合わさって、全体としては25~26%くらいの粗利益率です。

まあ、利益の薄い、儲からないお仕事ですよ。

しかも、同規模の同業者と比較すると、私の会社はかなり利益をいただけている方だと思います。

この状態で1200円を稼ごうと思うとどうなるか。

直送の場合は、仕入先にFAX1枚送るだけで、10,000円以上の利益が発生する場合もありますが、自分で納品する場合は、そう簡単ではありません。

一般的な個人飲食店さんへの販売の場合だと、

4000~5000円くらいの注文をいただいて

商品をピッキング(品出し)して

コンテナや箱に詰めて

お客様へ配達して

お金をいただいて

これでようやく1200円の利益です。

簡単に稼げる金額ではないんです。

今現在、私の会社は、ありがたい事に、1ヶ月の粗利益額が100万円を超える月がパラパラと表れ始めています。

本当にありがたい事です。

そうすると、1200円くらいの金額が、「はした金」みたいに思えて来ちゃう事もあるんです。

こんなに稼ぐのが大変な金額なのに。

926円のありがたみ

私はある時期、起業当初立てた営業施策がまったく上手く行かず、片っ端から飛び込み営業する作戦に切り替えた時がありました。

その時に最初の飛び込み営業でいただいた注文の事を忘れません。

その金額は926円です。

この926円がものすごく嬉しかったし、ありがたかったです。

926円の売上と言えば、利益としては300円くらいです。

でもそれがとても嬉しかった。

あの時の気持ちは、忘れてはいけないと思います

最初は926円の注文から始まったと言う事

たくさんの方の協力で生き残れている事

300円稼ぐ事が本当に大変だった事

あの時を忘れることなく、感謝の気持ちと謙虚な姿勢をいつまでも持ち続けて、これからも頑張って行きたいと思います。

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