起業するには業種の勉強とスキルアップが成功率を上げる

起業する仕事のスキルアップ

前勤務先時代、私は起業しようと決意し、その業種を食品に関わる企業への資材卸会社にしようと決めました。

起業前に色々と勉強したり準備したりしましたが、当然、仕事のスキルアップにも取り組みました。

私が決めた業種は上記の通りですが、ただその物を販売するだけではなく、自社の強みをより前面に出せるようにしようと考えました。

その強みと言うのが、一つは食品衛生に関する知識でした。

そして、当時は特に強みではありませんでしたが、後々にやろうと思っていた事が、得意先の売上アップにもつながるお手伝いを提案する事でした。

そんな知識も経験もないのに、なぜかそんな事を考えたんですね。

これはお客さんに喜ばれる!みたいなノリで。

そこで取り組んだのが、

  1. 資材卸会社の内情を調査
  2. 食品衛生に関する知識の強化
  3. POPや販促物を作成するスキル取得

結果的にですが、3.は今の所まったく役立っていません。

でも実は、これが今となっては意図しない所で役に立とうとしています。

そのお話はまた別の機会と言う事で。

業種・業界の事を調査

私が勤務していたのは、製造業者、つまりメーカーです。

そしてやろうとしている仕事は卸会社、いわゆるディーラーの仕事です。

業界は一緒ですが、仕事としては全然違うんです。

自社(当時の勤務先)の製品や取扱商品の事は、とてもよく知っていても、その他の事は何も知りません。

だから、当時はディーラーへの営業訪問がメイン業務だった事もあり、普段の商談の中で、それとなく知らない事を聞き出したり、チラシやカタログ等の販促物を入手したりして、情報を集めました。

そして業界や関連する仕事の利益率を調べたり、仕入先になり得る商社の情報を集めたりしていました。

もちろん自分の仕事はちゃんとやりながらです。

そこは会社には迷惑をかけていないです。多分。

今現在の仕事と似たような仕事でも、立場や扱い品が違うと、中身は全然似て非なるものになります。

もし、今の仕事と違う業種で起業をしようと言うのなら、時間をかけて、同じ業種、仕事の情報を集めるべきです。

これは絶対に必要な事だと、実際に起業して経営してみて思いました。

話がちょっと逸れますが、日本政策金融公庫に創業融資を申し込む際、融資の条件に「開業しようとする業種と同じ仕事に従事している」的な項目があります。

つまり、今と同じ仕事での起業じゃないと、お金貸すのはちょっとね・・・と言う意味です。

私の経験から言わせていただきますと、公庫がお金を確実に回収するには、逆に言うと借りる人が成功するには、それは確かに必要な事なのかも知れないと、今なら思います。

仕事に役立つスキルを強化

私は当時、何故か食品衛生の事にとても興味を持っていました。

好き好んで、HACCP(この用語は知らなくて良いです)に関する本を読み漁ったり、講習に参加したりしていました。

結構な知識量になったもので、これを活用したいと考えていました。

食品会社の不祥事なんかも多く、食の安心安全が叫ばれていた時期でしたので、これからはこの知識が大きな武器になると思っていました。(実際、重宝がられるスキルになっています。)

それを開業までに強化しようと思いました。

そして、惣菜管理士、食生活アドバイザーと言う、2つの資格を取得しました。

今も名刺には、これらの資格を持っている事を明記して、アピールしています。

正直、役立った事はあまりありませんが・・・。

でも、話のネタにはなったし、仕事が全然ない時に、食品衛生の仕事を外注として請けて、利益を稼いだ時もあったし、無駄ではなかったです。

今後役に立つかも知れないし。

私の事例が成功だったかどうかは微妙ですが、強みを磨いておくと言う思考自体は、正しい考え方だったのではないかと思っています。

POPや販促物を作成するスキル取得

これは、開業当初はとても役に立ちました。

そして、また別の機会にお話ししようと思いますが、これから役に立とうとしています。

何をしたかと言うと、1つ資格を取りました。

コトPOPマイスターと言う資格です。

その資格の良し悪しはよく分かりませんが、とても勉強にはなりました。

それと、POP作成に関する本を読み漁りました。

これをやろうと思った目的としては、開業後の顧客として、飲食店を強く意識していたので、飲食店に貼るPOPや販促物作成の手伝いができれば良いな、と思っていたんです。

現実的には、そんな事をしている時間的な余裕はなく、実現はしていません。

でも結果的にはとても良い勉強でした。

ちょっと違う話になってしまいますが、物を販売する事において、その商品やサービスの価値を伝える事と言うのは、とても大事な事です。

ただ「○○の商品が△△円ですよ」、ではなく、「○○の商品は××によって□□で価格は△△円です」と、その商品の価値を伝える。

それをお客さんの心に伝わるように表現する手法を学びました。

そのように価値を伝える事の大切さを、お得意先に伝えて売上アップのお役に立ちたいとは思うのですが、今お付き合いしているお客さんには、それを求めている所がなく、また、こちらからあえて提案する余裕もなく今に至ってしまっています。

とは言え、このスキルは何をするにも有効な事だと思いますので、これからビジネスを展開して行くに当たって、必ず役立つ時が来るはずです。

やや話が横道に逸れつつでしたが、何となく伝わったでしょうか?

こんな事を考えながら、起業後につながるスキルを勉強したり、準備を進めて行きました。と言うお話でした。

業界・業種の事をよく知る事。そしてそこで力を発揮するためのスキルを磨く事。これがあなたが起業してからの成功率を上げてくれる事でしょう。

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