複数収益を起業前にあらかじめ計画してみる

売上が良い状況に一喜一憂しない

私の会社は、コロナの影響で売り上げ爆下げ中です。

ところが、この4月は年末の繁忙期並みに調子が良いです。

10日の段階ですでに2月の売上を突破しています。

ここからゴールデンウィークにかけてまた急降下するのは目に見えていますが、いずれにしても2・3月のようになる事はないでしょう。

でも、今現在の状況を見て安心するのは危険です。

今は良いけど、今月の結果はどうなるのか。

今月は良いけど、四半期や半期ではどうなるのか。

半期は良いけど、今年1年ではどうなのか。

今年は良いけど、来年や再来年はどうなるのか。

目の前の結果に一喜一憂することなく、できるだけ広い視野を持って現状を把握するのは、経営者にとってとても大切な事だと思っています。

何せ、私自身ちょっと売上が伸びて来たからとぬか喜びして痛い目に遭った経験者ですから。

今月は今のところは良いけど、状況的には良くなる要素はありません。

結果はおそらく良くない数字でフィニッシュするでしょう。

もし結果が良かったとしても、来月以降、数か月スパンで見たら、売上が下がるのは確実です。

それを見越して、何をして行くか考えなくてはいけません。

複数収益の必要性を考えてみる

最近、複数収益の必要性をとても感じています。

私は現在、食に関わる企業に対して備品を販売する仕事をしています。

取引先は飲食店、宿泊施設、食品メーカー、このあたりです。

はい。
コロナ直撃です。

そんな中、コロナとは無関係に、今年中に新たなビジネス展開を計画しています。

最近の情勢により、計画内容は修正を余儀なくされている状況ですが、計画自体は進めています。

これは、私が元々、今の仕事をやりたくて起業したわけではなく、会社が軌道に乗ったらその時点で新たなビジネス展開へチャレンジする事を最初から計画していたものです。

ただ、これは結果的には、動きとしては大正解の動きなのではないかと、最近は特に思うわけです。

コロナショックで多くの企業が苦境に

いま、新型コロナウィルスの関係で、多くの業種の企業が厳しい思いをしています。

その一方で、コロナショックはどこ吹く風、まったく影響がない企業もあります。
(一部の公務員、特に代議士先生は論外です)

例えば、飲食店は私にとってメインの顧客業種の一つですが、一くくりに飲食店と言っても、その影響は業態によって全然違います。

郊外のスープカレー屋さんや、同じく郊外のラーメン屋さんなんかは、落ちているとは言え、その影響は限定的のようです。

某スープカレー屋さんに至っては、むしろ売上好調との事。

一方、私の得意先で、居酒屋を複数店舗経営している社長さんがいますが、本当に大変そうです。

スナックやバーやクラブみたいな、お酒ありきのお店は、さらにひどい事になっています。

札幌の歓楽街すすきのには私の得意先はありませんが、すすきのはほぼ死んでいます。

歓楽街を中心に居酒屋やバーを複数経営している企業なんかは、シャレにならないくらいの苦境に陥っている事でしょう。

今現在、すすきので居酒屋3店舗を経営している会社より、例えば

1.すすきので居酒屋

2.郊外でスープカレー

3.郊外でラーメン屋

の3業態経営している会社のほうが、まだ落ち込みとしては少ないでしょう。
そんな会社があるかどうかは別として。

もっと言うと、

1.居酒屋

2.アパート経営

3.経営コンサルタント

の3業種を経営している人なんかは、落ち込むのは居酒屋だけで済むわけです。
そんな人がいるかどうかは別として。

同じ業種・業態でビジネス展開して行くのは、効率が良いし、レバレッジが利いて大きく儲かる可能性がある一方、リスクも集中してしまうという事が、今回のコロナパニックではっきりと証明されたのではないでしょうか。

これから起業を目指す場合にもこの事を念頭に置いて、一つの事に特化して頑張るのももちろん素晴らしいですが、リスク分散の意味も含めて、将来的な複数収益を計画しておくと良いと思います。

起業前は何の実績もない個人ですが、数年間事業を経営していれば、それは大きな実績として世の中に評価されます。

そこまで何とか生き残れば、その事業の存在を活用して資金調達もできます。

流れとしてはこんな感じでしょうか。

1:
まずは自分ができる事、仕事になりそうな事で起業

2:
何が何でも事業を安定させる

3:
安定した事業を背景に融資を受け、自分がやりたい事や儲かる事に挑戦

これを最初から計画しておくのも良いのではないでしょうか。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする