この緊急事態に飲食店経営を妄想してみる

飲食店では自粛するお店が多くなってきています。

私のお客さんでも、5月6日まで休業するお店が何軒かあります。

5/6まで緊急事態宣言が発出されていると言う事もあるでしょう。

感染拡大防止のための社会的意義を考えてと言う事もあるでしょう。

そして、札幌市では5月6日まで営業自粛や短縮営業を実施した飲食店には、30万円の支援金が出ます。

これも休業を決断する大きな理由になっていると思います。

休業する必要があるのか?

でも、ちょっと待てよ?と思いました。

感染拡大防止に貢献するためと言うのは素晴らしいです。

30万円の支援金をもらうのも、このひっ迫した深刻な状況においては、とても大事な事だと思います。

だけど、休業までする必要があったのだろうかと、思ってしまいました。

例えば、札幌市でお酒を扱わない飲食店に支援金30万円を支給する対象は、以下の通りです。

酒類提供のない飲食店への支援金の給付について

以下の(1)及び(2)の取組を行う事業者
(1)休業・営業時間の短縮等(いずれか一つ
 ①休業
 ②夜間営業の自粛(20 時から5 時までの営業の自粛)
 ③営業時間の短縮(2 時間以上の短縮)
 ④イートインの中止
 (テイクアウト・デリバリーのみによる営業継続は可)
 ⑤店舗の座席レイアウトの変更
 (席数減によるソーシャルディスタンシングへの配慮)

※札幌市HPより引用
https://www.city.sapporo.jp/keizai/tradeinfo/shienkin/shienkin.html

休業しなくても、支援金はもらえます。

制度的には、テイクアウトだけなら何時間でも営業しても良いようです。

待っているお客さん同士が接触しないように商品を提供できれば、感染リスクも大丈夫でしょう。

もちろん、従業員の通勤による感染リスク等は、最低限クリアしなければいけませんが。

テイクアウトででも商品を提供する事ができれば、お店の料理を楽しみにしているお客さんにも応えられます。

こうする事で、
1.感染拡大防止の社会的意義を達成しながら
2.支援金ももらえて
3.お客さんの満足を得る事ができ
4.さらに当然ながら売上も付いてきます。

この状態にできる方法を検討しないで、とりあえず休業しておこう、みたいな結論は、なんだかもったいないなと思ってしまいました。

飲食店経営を妄想してみる

そんな事を考えながら、私が今飲食店を経営していたらどうしただろう?と妄想してしまいました。

もちろん、私は飲食店を経営していません。

まして、過去に一度失敗しています。

なので偉そうな事は言えません。

あくまでも妄想と言う事で。

日頃からダイレクトマーケティングに注力

そもそも論として、もし私が飲食店を経営していたら、まずは日頃からお客さんと、お店以外での接点を作っておきます。

俗にいう、ダイレクトマーケティングと言うやつですね。

例えば、LINEの公式アカウントを作って、声をかけたり特典をあげたりして、お客さんにお友達になってもらう。

そして、懸賞的なイベントだったり、アンケートを活用するなりで、お客さんの個人情報を集めておきます。

とにかく、あの手この手で、お店以外で一人でも多くのお客さんと接触できる状態を作っておきます。

お客さん個人個人へアタック

なぜかと言うと、今この状況になって、テイクアウトを始める事にしたとして、お客さんはどうやってそれを知るのでしょうか。

そのために、のぼりを立てたり、チラシを作って近隣にポスティングや折り込みでばら撒いたり、成果が不確実な方法で、テイクアウト開始を案内する事になります。

お金もかかります。

その時に、お客さんのLINEや個人情報を持っていたらどうでしょう。

LINEのお友達には、メッセージ配信であっと言う間に、無料でお知らせできます。(LINE@利用料金は別として)

そして、個人情報を持っていれば、はがきでも案内できます。

それもチラシのような広告はがきではなく、お手紙を書くようなタッチで。

もちろん、HPやブログやインスタやFacebookでも良いでしょうけど、LINEとお手紙的はがきの方がより見てもらえるので、日頃からここに注力します。

日頃の努力が緊急事態時に爆発する

そんな事を考えていると、今この大変な時だからこそ、逆に飲食店経営をやっていてみたかったなと思ったりします。

いや、他人事だからそんな事を言えるんだろうと言うご指摘はごもっともです。

だけど実際、私がお世話になっている店舗経営者のコミュニティーでは、コロナの真っ最中の今、むしろ昨年同月よりも売上を伸ばしている飲食店もあったりするんです。

びっくりしますよね。

そう言ったお店は、日頃から上記のような努力を怠っていません。

その努力の積み重ねが、この国難ともいえる緊急事態の真っただ中に、爆発的な成果として表れています。

そう言った成功例を見聞きしているから、冒頭にお話ししたような、緊急事態宣言だから休業、と安易にやってしまうのが、本当にもったいないと思うんです。

何度も言うように、そんな偉そうな事を言う私は、20年ほど前に飲食業で失敗しています。

今日お話しした事は、この20年、特に起業してから今日までの間に学んできたことです。

20年前の無知で不勉強な自分に教えてあげたいと、心から思います。

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