経営危機の閑散期にもやれる事をする

起業したての方は今が勝負時

最近はテレビを見ても、ネットを見ても、コロナショック関連のニュースばかりですね。
本当に気持ちが暗くなるような報道ばかりです。

今は飲食店にとっては、とても厳しい環境になっています。
これから倒産や廃業する所が、たくさん出てくるのではないかと心配しています。

とりわけ、飲食店で起業したのが今から半年前くらいの方がいたら、それは本当に大変な事になっていると思います。

起業の資金を借入する場合、開業当初は集客がそれほどない事を前提に借入して、段々と売り上げが上がっていって、資金が底をつく前に軌道に乗る、と言うのが基本的な当初のビジョンになります。
そうすると、おそらく半年前後くらいが資金の底をつくか持ち堪えるかの勝負所になる場合が多いはずで、そこに今回のコロナショックが当たってしまうと、相当痛いと思います。

かと言って、運転資金を借りようにも、起業1年目では借入するハードルは高いので、貸してもらえない場合もあるでしょう。本当に危機的な状況だと思います。

世の中の起業したての皆様には、何とか踏ん張ってもらいたいものです。

やれる事をやろうとしている企業

さて、先日、コロナショックによる除菌アルコール需要増加に関わるお話しをさせていただきました。

コロナショックに乗じて、マスク転売等で便乗商法をしている方がいます。静岡県議の代議士先生もマスク販売で一儲けしていたそうです。それについて考えてみました!の巻

そこでアルコールつながりでの出来事を。

私のお客さんに、居酒屋を3店舗経営している会社があって、そこの社長さんとは大変親しくさせていただいています。

先月2月の下旬頃、その社長から連絡があり、こう依頼されたました。

「除菌用のアルコールの在庫ある?」
「この時期なので入荷はしづらい状況ですが、在庫から確保するようにしますよ。」
「ありがとう!客席の各テーブルに、お客さん用としてスプレーボトルで1本ずつ置こうと思って。」
「いいですね!お客さんにも、感染予防頑張ってますよとアピールできますね!そう言う事ならぜひご協力させてください!」

話は変わりますが、こんなお話を聞きました。
誰から聞いたのかは忘れました(笑)

「この前、近くの飲食店からチラシが来たよ。デリバリー始めました、って。」

地元札幌のテレビの報道では、あるホテルさんが宿泊客激減を受けて、在宅で仕事をする方のためのテレワーク用スペースとして、日中の就業時間中2,000円で貸し出すとありました。

どの経営者の方も、この危機的状況の中、打てる手を打とうと、行動しています。

正直、アルコールを設置した所で客数の減少は止められないでしょう。
デリバリーサービス(出前)に力を入れた所で、経費もかかるし、お客さんに来店していただくよりは、はるかに儲からないでしょう。
テレワーク用に貸し出した所で、売上的には「空室にしておくよりはマシ」くらいでしょう。

施策としては、焼け石に水みたいな感じです。
それはどの社長さんも、百も承知のことだと思います。

でも多分、ダメージを少しでも抑えられたり、次につながる取り組みになります。

今の状況をただ指をくわえて見ているだけでなく、やれる事を考えて、そしてすぐに行動に移す。
この姿勢が、経営者としてすごいなぁと素直に思いました。

これから先も、またどんな事があるか分からないので、こう言った心持は常に準備していた方が良いでしょうね。

経営者は危機的状況の中でも何が最善か考える事が仕事

では、この状況下でやれる事ってなんだろう?と考えてみます。

まず第一に、潰れないように資金繰りを考えて、運転資金を確保する事でしょう。
これは一番大事なので論外として。

  1. 受けるダメージを最小限に食い止める
  2. コロナ終息後の準備をする
  3. 普段やれていない(やっていない)事をする

こんな感じでしょうか。

ちなみに私はもっぱら2の事を進めています。

1.受けるダメージを最小限に食い止める

これは、上記の3社の企業がやられているような事ですね。

業種によって、これができるできないはあると思います。

例えば、スポーツジムとか、ライブバーとか、集団感染が報道されてしまっているような業種は、なかなか難しいでしょうね。
本当にお気の毒です。

私の事で言うと、マスクやアルコールのような特需が生まれている物を販売すると言うのがありますが、入荷もしづらいので厳しいです。
あとはデリバリーやテイクアウト用の容器の販売に力を入れるとか。
これは上手く行っても売り上げ的には知れてますけどね。
一応取り組んでいます。
あと出来る事と言えば、お客さんをひたすら応援するくらい。

2.コロナ終息後の準備をする

もう、この世間の流れはどうしようもないです。
一個人や企業が、何かを頑張ってどうこうできる問題でもないです。

それならば、いっその事流れに身を任せてしまう。

この時期の売上激減は受け入れて、潰れないようにだけ手を打って、その中でできる事をする。

これしかないと思うんです。

私の場合は今、次のビジネスの計画を進めています。
昨日もその打ち合わせに出かけていました。

でもそれ以前に、コロナ騒動が終息した後の、おそらく一瞬訪れるであろう(あまり長引くとそれもないかも知れないけど)、反動需要に乗る準備をしないといけないと思っています。

一瞬のフィーバーを逃さず、そこで少しでも多くの利益を稼いで、それを次につなげて行く。
そんな事を考えています。

3.普段やれていない(やっていない)事をする

あとは、後回しにしちゃってる事も、今のうちに片づけておいた方が良いですね。

事務的な事、税務的な事、販促的な事、掃除等々・・・どうしても面倒な事や優先順位の低い事って後回しになりがちで、そしてそれはいずれやらなきゃいけない事だったりしますから。

こんな事に時間を使いながら、暇な時も時間を無駄にしないようにしたいです。

不測の事態にも対応できる体制を作っておく

そして長期的には、次にこんな事があった時も、可能な限りダメージを抑えられるような体制を作らないといけないと思いました。

今回のコロナショックは想定外の出来事でしたが、次同じことが起こったら、それはもう想定外ではありません。

何かに依存しているのは危険である事はよく分かったので、次に備えておくのも大事な仕事ですね。

そして、これから起業するのであれば、そう言った事を踏まえての計画を立てる事が重要になるのではないでしょうか。

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