起業したいけどアイデアがない時の考え方

起業を目指してはいるけれど、実際には何をすれば良いのか分からない。

起業したいけどアイデアがないと言う方も多いのではないでしょうか。

そんな方も多いのではないでしょうか。

そんなあなたに参考にしていただくために、ここでは起業したいけどアイデアがない時の考え方について、私の思う所をお話ししたいと思います。

起業している事を羨ましがられる

私は普段、関係者以外には、自分の職業を人には話しません。

名刺にも代表取締役の肩書は入れていません。

でもたまに自分が会社経営者である旨を話すと、「すごい」と言って褒められる事があります。

全然凄くありません。

倒産しかけたし、一度失敗してるし、こんなに苦労したのに年収だって一般的な同年代の方よりちょっとだけ多くいただけている程度だし。

そして特にその同年代の方からは、起業したのを羨ましがられる事がよくあります。

会社経営をされている方ならば誰でも、その事だけで一度は褒められたり羨ましがられたりした経験があるのではないでしょうか。

だけど多分、今まで私が経験して来たプレッシャーや恐怖心、自殺寸前まで追い詰められた精神状態を同じように味わうとしたら、羨ましがる方はいないでしょう。

それはそうと、こんな事を言われることもあります。

何か起業して儲かるビジネスモデルないかなぁ?

やっぱり起業はブルーオーシャンじゃなきゃ厳しいよね?

私は起業準備中に、札幌市産業振興センターさん主催の起業セミナーに参加しました。

小人数で週に一回、合計4回くらい通うスタイルだったと記憶しています。

驚いた事に、そこで会った方にも、どんな業種やビジネスモデルが儲かると思うかと、起業のアイデアについて相談された事があります。

多分このように、起業したいけどアイデアがないから何をしたら良いのか分からない、と言う方は意外と多いのかなと思うので、今日はその事について、私の考えをお話ししてみます。

あくまでも私の個人的な考えなので、あしからず。

儲かる業種やビジネスモデルは考えてもみつからない

儲かる業種で起業したいと考えている方、ブルーオーシャンを狙っている方、きっと多いんでしょうね。
そしてそれが見つからないから、怖くて起業に踏み出せない

考えているのは、つまりは次のような事でしょうね。

独立して自由に楽して稼ぎたい。

この考えを否定したり批判したりするつもりは全然ないです。

起業を目指す方の多くは、自由になりたい今の環境から逃げ出したい自分のスキルならもっと稼げる一発当てたい
この辺の動機がほとんどだと思います。

夢を実現するためとか、人の役に立ちたいからとか、そんな大志を持って起業する方は、ほんの一握りではないでしょうか。

かく言う私も、今の環境から逃げ出すために起業しています。
しかも2回。

余談ですが、起業に関する本には、ネガティブな動機で退職して独立しても失敗する可能性が高い、的な事が書いてあるものがいくつもありました。
そうなのかも知れませんが、そんな私は5年目まで生き残っています。

さて、では現実を考えてみましょう。

起業して稼げる業種やブルーオーシャンを希望する方は、要するに誰もが思いつかないような、それでいてビッグビジネスにつながるビジネスモデルを求めているわけです。

実際、テレビやメディアでは、たまに見ますよね?
感心するようなアイデアで起業して成功している方。

でも、そんなアイデアと言うのは、ほとんどの場合はそれまでの経験や、勉強してきた知識から導き出されたものだと思うんですね。

それに加えて、卓越した観察力知識の引き出しとそれを引き出す記憶力先見の明世間の機微を読み取る感性とか、そう言った物を多くの人が持ち合わせていないくらいの高いレベルで持っていたのだと思います。

全くの業界未経験の素人がポッと思いついて、それを大衆から需要があるようなビジネスモデルに昇華できるとか、そんな事を思いつくのは、相当な天才なわけです。

他人の事をどうこうとは言えませんが、少なくとも、私には無理と言える自信があります。

そんな、可能性が限りなく0に近い事を考えていても、いつまで経っても行動には移せません
そうやって時間を無駄に過ごすのなら、現実的に起業して成功するにはどうしたら良いのか、と言う事を考えていた方がずっと良いわけです。

と言う事で、私が考えるビジネスモデルの考え方をお話しさせていただきます。

少しでも参考になれば嬉しいです。

アイデアを出すための考え方

起業に成功するには、まずは最低限、生き残らなければいけません
まずはそこにすべてを注ぐべきです。

私が起業前に読んだ本の中に、こんな事が書いてある本がありました。

まずは2年目までに黒字を出す事。

そうすれば飛躍の可能性がぐっと上がります。

なぜなら、2年目までに黒字を出せば、とても有利な公的な融資を受けられるから。

そんな文言を読んだ事はすっかり忘れていた私でしたが、起業して2年と半年ほどが経過したある日、こんなハガキが届きました。

2000万円まで年金利1.11%で受けられる、商工会議所を通じた日本政策金融公庫の融資制度

ただし、審査には2期分の決算書が必要とあります。

こう言う事だったのかと、その本の事を思い出しました。

ものすごい有利な融資制度です。
でも、2期の決算書が必要
つまり2年で黒字化していないと貸してもらえる可能性は低い

これを使えば、ビジネスを飛躍させる資金を得られるかも知れません。

私の場合、今までは特に必要性を感じなかったし、お金を借りてビジネスを拡大させる案が思いつかなかったので、使えていません。
これから先は分かりませんが。

これは一例ですが、とにかく、生き残る事です
そして黒字を出す事です

それをとりあえず一つの目標とした場合、起業するビジネスモデルのアイデアとしては、こんな感じが良いのではないでしょうか。

  • できる事(得意な事)
  • やりたい事(好きな事)
  • 世の中の需要がある事(お金になる事)
  • 継続できる事(飽きずにできる事)

これを考えるべきだと思っています。

私の場合は残念ながら、やりたい事=できる事ではありませんでした。
だから諦めて、できる事と需要がある事を結び付けて、今の仕事になりました。

そして、今ちょっと飽きてきてます・・・(笑)

商いとは飽きない事であると、昔の人はよく言ったものです。

これはとても大事ですね。
継続できないと、嫌々仕事する事になりますから。

父親の脱サラ起業

少し話が変わりますが、私の父も脱サラして飲食店を経営していました。
ちなみに私も最初の起業は、脱サラして飲食業でした。

父はもう亡くなっていますが、亡くなる7年くらい前まで、10年間くらいやっていたと思います。

私は8か月で廃業しました。

私の場合は会社を辞めたくてエイヤー的な感じの独立だったので論外ですが、父のお店もビジネスとしてはお世辞にも成功していたとは言えませんでした。

父を卑下するわけではありません。

男手一つで育ててもらいましたから、とても尊敬していますし、感謝もしています。

ただ、ことビジネスにおいては、勉強不足だったと言わざるを得ないと、今考えると思うわけです。
もし、もっと上手く行っていれば、病気になる事もなかったかも知れないですし。

父はサラリーマン時代から、私の食事を作ってくれていました。

料理はとても上手でした

外食に行くより、父の作ってくれたご飯の方がおいしいくらい。

料理が好きだったのでしょう。

だから、父にとっては飲食店をやる事が、得意な事であり、好きな事だったわけです。

でも飲食店はおいしければそれで良いわけではありません

おいしいけど繁盛していないお店なんて、いくらでもあります。

飲食店が繁盛するためには、料理の他にも、集客のためのマーケティングとか、お客さんや従業員とのコミュニケーションスキルとか、むしろ料理よりも大事な要素があるわけです。

残念ながら、父はそこを分かっていなかった。

私も今だから分かった事なので、偉そうな事は全然言えませんが。

ここから考えると、需要のあるビジネスを選び、そのマーケットにPRする事と言うのも、とても大事であるのがお分かりいただけるかと思います。

出来る事、好きな事を、重要のある所で集客して、飽きずにやる。

これが実現可能な事を考えて、あなたの起業のビジネスモデルとしてアイデアを出してみてはいかがでしょうか。

もし現状ではそれが何もないのなら、好きな事を、ビジネスとしてできるようになるまで、徹底的に勉強してみてはいかがでしょうか。

好きな事なら、飽きないで続けられるでしょうから。

私の父は飲食店を10年飽きずにやりました。

病気が発覚してから亡くなるまでの間、
「俺は好きな事をやり尽くしたから、いつ死んでも悔いはない」
と、何度も聞かされました。

父のビジネスは、本人にとっては成功だったのかも知れません。

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