融資の事を先輩起業家に偉そうに語ってやった件

先日、いつも大変お世話になっている得意先の社長さんと、融資の話になりました。

この社長さんは、以前からなぜか借入については無頓着と言うか、あまり知識がないようでした。

それは裏を返せばお得意先がお金に困っていないと言う事なので、私としてはとても喜ばしい事ではあります。

この社長さんは創業社長です。
起業家です。

小さいながらも立派な食品製造会社を経営されています。

私よりも3年ほど前に起業していますので、大先輩起業家さんです。

その先輩に対して、偉そうに語ってしまいました。

社:
そう言えばおかもとさん、コロナの融資は下りたんですか?

私:
はい。公庫からは5月の頭に入金になってました。

社:
えー!?早いですね!

私:
そうですね。
たまたま去年創業融資を完済した所だったし、申し込んだ時が今みたいに劇コミになる前だったので、タイミングが良かったのかも知れませんね。

社:
そうなんですね。
俺も一昨年返済終わってるんだよなぁ。
行ってみようかな。

私:
ああ、それなら割と早いと思いますよ。
あと僕は今、信金さんにも相談しています。
公庫でちょっと失敗しちゃったし。

社:
失敗?

私:
いや、金額を控えめにし過ぎたんですよ。
正直、お金には困ってないし、自分としては多すぎるくらいの金額だったんですけど、後から色々考えたら、もっと行っとけば良かったと思って。
だから信金には金額も返済期間もMAXでお願いしようと思って。

社:
MAXっていくらくらい?

私:
1000万です。
返済は10年で、それだと4年目以降は金利1.2%らしいです。

社:
使わなかったらそのまま返せばいいしね。

私:
僕で1000万行けるんだから、社長なら2000~3000万とか行けちゃうんじゃないですか?

社:
でも、返すためだけの金をただ持っておくのって、なんか嫌じゃないですか?

私:
実は僕、借りたやつ、使わなくても最後まで持っておこうかなと思ってるんです。

社:
なんで?
金利取られるじゃないですか。

私:
試算してみたんですよ。
仮に1000万を10年で返すとして、3年無利子だったら、残りの7年で700万を返す事になりますよね?
そしたら、1.2%の金利を7年間払っても、全部でちょうど30万くらいなんです。
10年で30万の金利なら、持っておこうかなと思って。

社:
まあ、確かに。
また今後、何があるか分からないしね。

私:
社長も借りられるだけ借りた方がいいと思いますよ。
本当に何があるか分かりませんから。
危機管理の意味もあるけど、もしかして大きなチャンスがあった時に使えるかも知れないし。

先日お話しした通り、私の場合はこれから立ち上げようと計画している、個人事業への流用を視野に入れています。

上記はそれを強く意識した発言です。

だけど、この社長さんにその件は話していません。

ビジネス展開とか、なんだか生意気な感じがして言えないんですよね。

だからそんな事は全然知らない社長さんは、私が随分勉強していると思ったようで、感心してくれていました。

もちろん実際は、現実的に差し迫っているって言う、ただそれだけの話なんですけど。

でも、言った事は本当にそう思います。

資金は手元に出来るだけ多く持っておいた方が良いです。

それは、何か想定外の事が起きて資金繰りが突然悪化した時にも潰れないように、と言う意味合いが大きいです。

そして他方で、何か突発的なチャンスがあった時、例えばすぐに500万円の設備投資ができれば、年間2000万の仕事をもらう事ができるとか、そんな事があるかも知れません。

もちろん、その時には銀行からお金を借りれば良い話です。

でもその時に、会社がお金を借りられる状況にあるとは限りません

そう言った意味合いでも、手元の資金はとても大事だと思います。

と言う事で、資金は大切なので、余裕を持った事業計画を立てましょうね、と言うお話でした。

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